京ことばで“香り”を意味する“かざ”から名前をもらった「かざ」シリーズは、日本の伝統工芸を惜しみなく活かした、置く場所を選ばないルームフレグランスです。

アロマの入った器にリードスティックを挿して、広がる香りを楽しむディフューザータイプ。

リードスティックには、扇子の骨組み部分にあたる扇骨の技術を応用しています。

落ち着きのある色合いが美しい器は、京焼とも呼ばれる清水焼（きよみずやき）で、京都を代表する伝統工芸品のひとつ。

また、「かざ」は、すべて京都で製造がおこなわれるオールメイド京都なんです。

扇と香りは昔から相性が良い組み合わせ

そもそも、扇の骨組みに使われる竹には“保香性が高い”という特徴があるのだとか。

扇子であおぐと、なんとも言えない落ち着く香りを感じますよね。それは、どうやら扇骨に含ませた香料によるものだそう。

昔から扇と香りは密接な関係にあり、平安の頃には扇に自分好みの香りをつけるのがおしゃれとして楽しまれていました。

そこに着目したのが「かざ」シリーズ。

吸水性がありながら保香性の高い竹は、まさにリードスティックに打ってつけです。

「かざ」は、竹の特性と伝統工芸の優美さを活かした、フレグランスアイテムなんです。

和洋問わないデザインと優しい香り

モダンな空間にも合いそうな玄色の器と黒の扇骨、白檀の香りがセットになっている【玄セット】。

他にも、扇骨や器のカラーと香りの組み合わせによって、【翠セット】【素セット】があります。お好みに合わせて選んでください。

和風なのに空間を選ばない絶妙なデザイン

扇骨のリードスティックをそっと広げると、繊細で美しい模様が現れます。

唐草をベースにした模様には、和の雰囲気だけでなく、どこかシノワズリのような雰囲気も感じられます。

この絶妙なデザインのおかげで、アジアンからヨーロピアン、ナチュラルからインダストリアルな空間まで、違和感なく置くことができます。

土台となる清水焼のマットな質感とサラサラした触り心地、そしてほどよい重厚さが、奥ゆかしい高級感を高めています。

空気をやわらかくしてくれるような香り

フレグランスというからには香りも気になりますよね。

「かざ」の白檀は、シンプルな白檀よりも、華やかで甘さを感じるオリエンタルな香りです。

白檀というと日本的なイメージが強いですが、「かざ」の白檀は和洋を問わない調香がされている印象でした。

特に優しい甘みのある香りが好きな方におすすめです。

おすすめの置き場所3選

●寝室

リビングに置くのもいいですが、香りの広がり方や竹や陶器の落ち着く素材感は、ぜひ1番のリラックス空間に。
ルームランプの近くに置くと、模様が明かりに照らされて、また違った美しさが楽しめます。

●玄関

何かと人の出入りが多い玄関は、風が通るので香りが広がる効果があります。
来客時や宅配を受け取る時など、玄関が良い香りだと印象もいいですよね。

●クローゼット

玄人な楽しみ方かもしれませんが、あえて限られた人しか見ない場所に置くという選択。
クローゼットを開けた時に、こんなに素敵なフレグランスがあると洋服選びのテンションも上がります。

“夏のもの”から“1年中使えるアイテム”へ

これまで扇子というと、夏しか出番のないものでした。

ハンディ扇風機が一般的になった現代では、扇子を使ったことがない人も珍しくないかもしれませんね。

でも、「かざ」シリーズなら扇子の美しさはそのままに、1年中、季節を問わない日常アイテムとして楽しむことができます。

一般的なディフューザーとは一線を画す、伝統工芸ならではの洗練された奥ゆかしい美しさは、いつもの場所をグッとアップグレードしてくれます。